子どもが片づけられるようになって欲しい…そう願っている親御さんは多いと思います。
実は、子どもも大人もモノとの付き合い方に大きな違いはないんです。
強いて言えば、
➀子どものモノといっても大人が購入している(買って与えている)ということ、
もう一つは、
②片づけのメリットデメリットを感じにくい
ということでしょうか。
➀については、お金を出したのが大人であっても、子どもが“自分のモノ”と意識できるように大人が
関わることが大事になってきます。そのためには管理しやすい(片づけやすい)環境を大人がつくってあげることが大事になってきます。
大人が決めた収納のルールが子どもに合っていない場合、また、モノの住所が決まっていない場合、子どもが自分で片づけるハードルは高くなってしまいます。子どもに合わせた収納の仕組みを考えてあげましょう。
②については、片づけのメリットやデメリットを子どもが気づけるように大人が働きかけてあげることです。
また、子どもが自分で「要る要らない」の判断できるように導いてあげるといいです。「自分のモノは自分で片づけなさい(管理しなさい)!!」と言いながら、「もう遊んでないんだから捨てていいでしょ。」では子どもは混乱してしまいます。
子どもであっても、おもちゃや学用品を無限に持ち続けることはできません。「整理」の方法を知り、実際に作業してみることで、正しい片づけを身につけるきっかけになります。